ガン 免疫療法

ガンや肝炎に必要不可欠な免疫療法

ガン,肝炎,免疫療法

約8割の人が、がんになると、痛みを感じるといわれています。

 

ただ、痛みの感じ方は人それぞれで、がんの早い時期から痛みを感じる人もいれば、病状が進んでから初めて痛みを感じる人、また、病状が進んでも痛みがあらわれない人など、痛みのあらわれ方は患者さんによって違ってきます。

 

具体的な痛みの多くは、がん自体が周りの組織に広がることで生じる痛みで、全体の約7割を占めます。その例としては骨への転移による『腰痛』や『足の痛み』のように、痛む部位が比較的はっきりしている場合もあれば、内臓にがんが広がることにともなう『腹痛』など、痛む部位が特定しにくい場合もあり、
患者さんご本人の苦しみは私たちの想像を絶するものとなります。

 

その他、神経が圧迫されると激しい『しびれ』が生じることもあります。

 

1)がん・肝炎に対する免疫の力
 われわれのからだの中では、実は1日当たり4,000〜6,000個の細胞が異常化している
のですが、これらは「小さながん」「ミニがん」と言えます。ところが、このがんの赤ち
ゃんのような細胞が、実際に大きな塊(かたまり)としてのがんになるというケースは極めてまれなことです。それはどうしてかというと、皆さんのからだの中で免疫を担当する細胞が、悪い細胞を小さなミニがんのうちに摘み取ってくれているからです。そうでなければ、こうしたたくさんの異常な細胞は、すぐにでもがんになってしまうかもしれません。ですから、免疫の働きというのは、がんの発生を抑えるためにとても重要な働きをします。
2)免疫系で登場する「プレイヤー」(免疫担当細胞)
「免疫」という力が発揮されるために、実際にどのような細胞がどのような仕組みで働いているのかということは、とっても複雑です。簡単にお話させていただきますが(図1)、まず免疫は「自然免疫」と「獲得免疫」に分かれます。

 

 前者の自然免疫は比較的荒っぽい力を持ったもので、人間やその他の哺乳類のような高等生物だけではなく、原始的な生物にも備わっているものです。そこで働く「免疫担当細胞」 ─免疫系を担う細胞─ には、さまざまな種類があります(ここではそうした細胞たちを、「選手」とか「役者」という意味で、「プレイヤー」と呼ばせていただきます)。
自然免疫のプレイヤーには、「マクロファージ」とか、「NK細胞(NK cells)」「NKT細胞(NKT cells)」といったものがあります。
一方、後者の獲得免疫のプレイヤーには「B細胞(B cells)」というリンパ球があり、これは抗体を作ってがん細胞をやっつけます。また、「T細胞(T cells)」というリンパ球は2種類のものがあり、「ナイーブなT細胞」と、それが活性化されたがんをやっつける「キラーT細胞」があります。


免疫療法

免疫療法とは、免疫担当細胞、サイトカイン、抗体等を活性化する物質(β-1.3Dグルカン)を用いて
免疫機能を目的の方向に導く治療法です。
がんの治療では、現在広く行われている外科療法、化学療法、放射線療法に続き、免疫療法が第4の
治療法として期待されています。

 

免疫担当細胞を用いたがんの治療は、T細胞を増殖、活性化させる因子であるインターロイキン2(Interleukin-2:IL-2)と呼ばれるリンフォカイン(サイトカインの中で特にリンパ球が産生するもの)の発見により、発展してきました。

 

がん患者さん自身のリンパ球を活性強化し、がん細胞を殺傷する作用の強いリンパ球を大量に増やして、
活性化したリンパ球によりがん細胞を攻撃殺傷排除させる方法です。

 

ガン,肝炎,免疫療法

 

また、患者さんの免疫が、病原体と同じようにがん細胞を特異的に認識し、
排除することができるのかどうかは不明でした。

 

しかし1991年に、がん細胞に特異的な抗原が存在することが明らかになりました。

 

それ以降、数十個のがん特異的抗原が同定されました。

 

これらの発見により、がん細胞(腫瘍)も肝炎ウイルス・病原体と同様に患者さんの免疫によって
排除されることが明らかになりました。

 

免疫機能を活性強化しあらゆるがんや肝炎に対しそれ自身でがん細胞を殺す
治療が代替医療の現場でも行われています。

 

ガン,肝炎,免疫療法

 

※ 注)上記は国立がんセンタ−のHP情報です。


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